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地震学

南海大地震から貴方の命をお守り致します。

高知県沖の南海トラフでは、90-150 年間隔でM8 クラスの巨大地震が発生し、次の南海地震は21 世紀中頃までには発生する可能性が高いと予想されています。
長尾断層のほかにも県内には、活断層があります。
これらについても、将来大地震を発生させる危険性があるかどうか、調査する必要があります。
また、鳴門市から池田町にかけて讃岐山脈南麓を走る中央構造線活断層系は、日本第1 級の活断層です。
この区間の中央構造線は、16世紀ごろと弥生時代(約2000 年前)に大地震を発生させたようです。
もしそうならば、徳島県の中央構造線が近い将来動いて大地震を発生させる可能性は高くなさそうです。
地表に活断層がなくても、M6-7 クラスの地震はどこでも発生することに注意しなければなりません。M6 クラスの直下型地震が発生すると、震央付近では震度6 弱から6 強の揺れになると予想されます。
地震は自然現象で、止めることはできません。
しかし、災害を想定し、自分の身を守り、被害を最小限にとどめることは、人間ができることなのです。
地震被害は、地盤条件と建物の耐震性に大きく左右されます。都市化によって新たな災害の危険性も高まってきています。今一度、足元の大地と建物を見直してみませんか?