助成金の活用
補助金を活用する
住んでいる家をリフォームすることで、安全性を高め長寿命化を促せることから、行政や自治体では様々な補助金制度を用意しています。これらの制度をうまく活用すれば、お得に住まいの改善が可能です。お住まいのエリアどのような制度があるか、確認しておきたいものです。
耐震改修については、安全性に直結する住宅性能の向上となるため、多くの自治体で費用の補助制度が設けられております。無料で耐震診断を実施している自治体は結構多いのです。
また、主に住まいの断熱性能を高める省エネリフォームは、壁や天井裏、床下などに断熱材を充填する本格工事から、窓枠やガラスの交換といった比較的軽微な工事までと適用範囲が広く、バリアフリー工事のように、手すりの設置や段差の解消など20万円以下の工事に対して介護保険で最大18万円まで補助するものもあります。ただし、申請手順が重要になるので注意が必要です。
香川県の場合
耐震診断 〓 6万円(限度額)
【耐震診断に要した費用 × 3分の2 】
耐震改修 〓 60万円(限度額)
【耐震費用に要した費用 × 2分の1 】
住宅の用件など
- 昭和56年5月以前に建てられた住宅であること
- 一戸建て又は長屋建てであること
- 申請者が住み、持ち家であること(親子関係にある場合などは可)
- 併用住宅の場合、住宅部分が過半を占めていること
- 市町税の滞納がないこと
- 耐震改修工事の場合、改修後も、引き続き住宅として利用すること